資金とローンの記事

不動産担保ローンの諸費用と総返済額

金利に加え、手数料や登記に関する費用、実際の受取額を確認することが、借入条件を比較する第一歩です。

写真はイメージです

この記事の要点

  • 借入条件は、適用金利・返済期間・返済方式をそろえ、諸費用を含めた支払総額で比較します。
  • 融資金から費用が差し引かれる場合は、実際の受取額が必要な資金を満たすかもご確認ください。
  • 記事の計算例は仮定を置いた概算です。実際の費用と条件は、見積りや契約書面で確認します。

費用の内訳

金利と一緒に、支払う費用の内訳をご確認ください

不動産担保ローンを比較するときは、適用金利、返済方式、返済期間をそろえたうえで、契約や担保設定に必要な費用を確認します。表示されている最低金利が、お客様に適用される金利とは限りません。

01

借入元金

返済する借入額

02

利息

金利・期間・方式で変わる負担

03

諸費用

契約・担保設定などの費用

費用の種類と確認する内容
項目主な内容確認すること
利息契約上の金利と返済方式に基づく支払い適用金利、実質年率、完済までの利息
手数料など契約等に伴う費用が定められている場合の支払い有無、金額、支払先、支払時期
登記に関する費用担保設定・抹消に関する登録免許税や司法書士報酬など設定と将来の抹消、それぞれの費用負担
契約書等の費用契約の形態に応じた印紙代や、証明書の取得費用など必要な書類、課税の有無、負担する金額
期限前の返済に伴う費用一部返済や全額返済に関する契約上の費用手数料の有無、計算方法、事前連絡の期限

これらは確認項目の例であり、すべての費用が発生するという意味ではありません。費用の名称だけで判断せず、見積りや契約書面で内容をご確認ください。

日本貸金業協会の貸金業法の概要では、利息として扱われる費用と公租公課などの取扱いが説明されています。費用を含めた実質年率と、実際に支払う金額の両方をご確認ください。

計算例

受取額と支払総額を分けて考えます

たとえば、借入額500万円・年利6.5%・5年・元利均等返済とした場合、毎月の返済額は約97,831円、元金と利息を合わせた返済総額は約5,869,860円です。仮に、別途支払う諸費用の合計を20万円とすると、返済と費用の総額は約6,069,860円になります。

借入額
5,000,000円
返済総額(元金+利息)
約5,869,860円
諸費用の仮定
200,000円
返済と費用の総額
約6,069,860円

一方、20万円の費用が融資金から差し引かれる契約であれば、受取額は480万円です。「借りる額」と「使える額」が一致するかも確認し、必要な資金に不足が出ないようにしてください。

この試算の前提と計算方法

上記は仮定を置いた説明用の概算であり、弊社の費用見積りや適用金利の提示ではありません。年利を12で割った月利を用い、60回の元利均等返済を計算しています。毎月の返済額は1円単位に四捨五入し、返済総額は月額×返済回数で算出しています。諸費用20万円は借入額に組み入れず、別途支払う前提です。実際の金額は返済日や端数処理等により異なります。

お客様の借入額や返済期間を変えた場合は、返済シミュレーションで元金と利息の目安を計算し、見積りの諸費用を別に加えてご検討ください。

契約前の確認事項

条件を比較するときのチェックリスト

  • 同じ借入額・返済期間・返済方式で比較しているか
  • 自分に適用される金利と実質年率が書面に示されているか
  • 融資金から差し引かれる費用と、別途支払う費用を分けて確認したか
  • 繰上返済や担保抹消に伴う費用を確認したか
  • 毎月の返済額と、完済までの支払総額を確認したか

借換えをご検討の場合は、現在のローンの精算費用も含めた借換えの比較例と確認事項をご覧ください。

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制度や費用の取扱いは、参考資料と個別の契約内容をご確認ください。弊社の商品条件は貸付条件・返済例に掲載しています。

本記事は2026年10月11日時点の情報に基づく一般的なご案内です。発信元と情報の取扱いは記事の編集方針をご覧ください。