この記事の要点
- 仕入れ・給与・家賃など、毎日の支払いに使うお金です。
- 入金日と支払日から、足りない時期と金額を確認しましょう。
- 入金が遅れても、返済や支払いを続けられるか考えましょう。
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資金の使いみち
運転資金と設備資金の違い
運転資金は、仕入れや給与、家賃など、事業を継続するための日々の支払いに使う資金です。設備資金は、機械・車両の購入や店舗の改装など、事業の設備を整えるための資金です。どちらが必要かを分けると、必要時期と返済の見通しを整理しやすくなります。
| 区分 | 使いみちの例 | 準備する情報 |
|---|---|---|
| 運転資金 | 仕入れ、人件費、家賃、外注費など | 入金予定、支払予定、売掛金の回収時期 |
| 設備資金 | 機械・車両の購入、店舗の改装など | 見積書、支払時期、設備導入後の収支計画 |
資金の区分や利用できる使途は融資商品によって異なります。弊社の不動産フリーローンは、運転資金や納税資金などの事業資金をご検討いただく商品です。個別の使途や条件は審査の際に確認します。
必要額の整理
売上ではなく、実際の入出金で不足額を確認します
売上が計上されていても、代金がまだ入金されていなければ支払いに使えません。現在の預金残高に、回収できる時期が分かる入金予定を加え、仕入れ、給与、税金、既存ローンの返済などの支払いを差し引きます。
まずは今後の数か月について、月別の予定を作ります。支払いが集中する月は、月内の日付も確認してください。日本政策金融公庫では、資金繰り表と記入例を公開しています。入金や支払いを項目ごとに整理する参考になります。
月末残高を確認する計算例
月初の預金300万円、月内の入金200万円、事業の支払い450万円、既存ローンの返済50万円と仮定すると、新たな借入れをしない場合の月末残高は0円です。
- 月初の預金
- 300万円
- 月内の入金
- +200万円
- 事業の支払い
- −450万円
- 既存ローンの返済
- −50万円
- 月末残高
- 0円
仮に月末に100万円を残したい場合、月末ベースでは100万円の資金差額があります。さらに入金が100万円遅れるケースでは、同じ残高を確保するための差額は200万円になります。入金が予定どおりのケースと遅れるケースを比べると、資金繰りの余裕を確認できます。
これは月末残高の説明例で、必要な借入額を確定するものではありません。大きな支払いが入金より先に来る場合は、支払日ごとの残高も確認します。新たな借入れの返済や諸費用も、計画に加えてください。
返済原資の確認
借入後にも、事業の支払いと返済を続けられるかご検討ください
売掛金の回収までの一時的な不足と、毎月続く資金不足では、返済計画の立て方が異なります。借入れで当面の支払いを済ませても、翌月以降に同じ不足が続く場合は、入金条件や支出、事業の収支も見直す必要があります。
- 資金が必要な理由・金額・支払日を説明できるか
- 返済に充てる入金の時期と金額に根拠があるか
- 売上や入金が計画を下回っても返済できるか
- 既存の借入れと新しい借入れを合わせた返済額を確認したか
- 担保を提供する場合、その内容とリスクを確認したか
不動産担保ローンでは、返済が滞ると担保不動産を失う可能性があります。担保評価に加え、返済能力も審査で確認します。資金繰り表や決算・申告資料など、審査で確認する書類の例は必要書類のご案内に掲載しています。
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